「福証IRフェア」は、福岡証券取引所が九州地域の投資家への上場会社情報の提供、上場会社の九州における株主作りの一助、更には株式の流動性の向上などを目的に平成18年度から随時開催している会社説明会。単独上場会社も本フェアに参加し、積極的に自社のアピールを行っている。
 |

梅雨入りの気配が漂う5月31日、地元の個人投資家を対象にした「第23回福証IRフェア」が、福岡市天神のソラリア西鉄ホテルで開催された。参加者は、事前にハガキやファックスで申し込んだ意欲あふれるベテランから初心者まで老若男女の投資家たち。12時30分の開場まもなく、説明会場に設けられた180名の座席はほぼ埋まった。 今回、会社説明を行ったのは「株式会社コーセーアールイー」「株式会社TRUCK-ONE」「株式会社ハウスフリーダム」の3社。13時開始のプレゼンテーション前から会場は熱気が渦巻く…。各企業が説明する様々な情報を、今後の投資に活かそうとする参加者たちの情熱がみてとれるようだった。 |

持ち時間は各社50分。1社目は株式会社コーセーアールイー。不動産販売・不動産賃貸管理事業を手がける同社は、マンション市場が回復傾向を示す中にあって、地場を代表するデベロッパーとして福岡都市圏を中心にさらに売れるマンションづくりを目指す考えを表明した。
2社目は株式会社TRUCK-ONE。事業用車両の買取・販売・レンタル・整備事業を行う同社は今後、東北地方にも目を向けたユーザー取引の拡大さらにはレンタル事業の拡大、子会社との連携、環境対策などを促進させることを説明した。
3社目は株式会社ハウスフリーダム。不動産仲介・新築戸建分譲・建設請負・損害保険代理事業を展開する同社だが、「不動産仲介事業による徹底した地域密着情報の収集こそが肝であり“強み”」とアピール。その独創的な事業展開は参加者の関心を引きつけた。 |


また、持ち時間最後の5分は質疑応答にあてられ、各社代表があらかじめ参加者から集めた質問に回答。「マンション以外の新規事業について」「中古車両事業の海外事業展開の予定は?」「個人住宅市況の現状と将来の見通し」などに対する各社の丁寧な説明に、熱心にメモを取りながら耳を傾ける参加者の姿が印象的だった。
より良い投資を目指す方々にとって、代表者から直接その企業や業界の情報を聞けるIRフェアは、質の高い投資判断材料を得る絶好の機会。プレゼンテーション後には投資家同士の情報交換の場面も見られたが、まさにベテラン投資家には確実なリターンにつながる生きた情報収集・交換の場であり、また初心者にとっては投資の新たな可能性を広げる学びの場とも言えるだろう。今後も随時開催されるIRフェアに、投資家たちの期待もさらに高まっている。 |
| 期 日 |
2011年5月31日(火) |
| 時 間 |
13:00〜16:00 |
| 会 場 |
福岡市のソラリア西鉄ホテル |
| 主 催 |
福岡証券取引所 |
|

 |